2012年7月31日火曜日

数えてみようPart2 - 紫陽花革命

 30日付け北日本新聞39面(テレビ欄の裏)で脱原発集会の記事が出ていました。

 29日(日)の夜に行われた国会議事堂を取り囲む抗議集会。参加者数は、主催者発表が20万人、警視庁調べが1万数千人・・・・
どうしてこうも数字が違うのか?
 普通のイベントだと、主催者と警察が相談して、正確には数えていないけど、こんなものだろうという数字を発表するケースが多いはずです。
 にもかかわらずこうも数字が違うのは、警察側には少ない人数しか集まっていないんだとしたい何らかのフォースがかかっているのではと思ってしまいます。
 また、こうした一連の集会の参加者は、労組や団体などから組織的に参加しているのではなく、大部分がツィッターなどのSNSの呼び掛けなどにより自主的に参加している人だということです。ということは、主催者が参加者数を把握したくてもできないということだと思います。組織的な集会であれば、予めこれぐらいの人数が集るからと、警察との警備に関する折衝も容易ですが、主催者も毎回果たしてどれだけの人数が集まるか分からないということであれば警察との折衝もうまくいかない。結果、前述のフォースもあって参加者数発表の大きな差が出てしまうという構図なのではないでしょうか?
 いずれにしても脱原発運動が大きなうねりとなっているのは明白です。消費税や社会保障制度と決定的に違う点は、放射能が人間という種の存続すらも危うくするということではないでしょうか?生命を直接危険にさらしてまでも電気はいらないという人が多くなってきていることではないでしょうか?
 願わくは、生命を守るという脱原発だけにとどまらず、あらゆる社会の矛盾や格差の是正を求めるという生活改善までに大衆運動が広がることを期待します。

参考;①8/1付け社会新報最終面記事、②7/30付け北日本新聞4面記事

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